私の世界

社会人になったばかりの人間の日々不定期日記。ブログ名は 泣くな、はらちゃん から

誕生日おめでとう

就活の激化に伴いずーっと書いてなくて習慣から逸脱しかけてたけど、先日誕生日を迎えたので更新します。
毎年、誕生日は自分負の面と向き合いがちなんだよな。祝ってくれる特別な人がいない孤独や、なにか幸せなことで予定を埋めなければいけないという強迫観念や、なぜかそういう日に限って襲ってくる自分の愚かさとか。最近は、家族全員揃って美味しい夜ご飯とケーキを楽しめるだけで幸せでは?とやっと思えるようになってきたので最終幸福値は通常の日と同じくらいになっている。
誕生日、今年は何をしていたかと言うと第1志望候補だったESを出すのを諦めた。そのために1日空けていたようなものなのに。私はこんなに第1志望だったはずの出版業界に対して思い入れが薄かったのかと、少しだけ愕然とした。

出版社への就活は、社会に出る過程で人間が挫折を知るイベントと言っても過言ではない。「倍率低すぎて頭数に入れてないからww」と言いながら受け、落ちたらしっかり落ち込む。ダメージを喰らわないように別に期待していないスタンスを取りながら、実は夢のような世界で輝けると信じている。物語の冒頭の設定に相応しいな。
サクセスストーリーにも、夢敗れる話にも持って行けるけど、世界のほとんどは「夢敗れた人」の方だ。クドカンも、叶わなかった人の方に物語を感じるって言ってたみたいだし。
そんでもって私は、「夢敗れても自分なりの幸せを見つける物語」を書きたいし、自分もそうありたい。自分は幸せになると信じて疑っていない。自分の志望してる企業から内定が出るかは分からないし、今のところはまだだけど。
でも絶対自分らしい未来にするんだ、掴むと言うより引き寄せたい。

毎年示し合わせたみたいに桜が満開になってることが、結局誕生日に一番私を慰めてくれることかも。
「今が一年で一番最高の時期だが?」と言わんばかりに咲き誇る地元の桜並木のおかげで、自分らしく今年も生き抜いてやろうって思えるんだ。