私の世界

社会人になったばかりの人間の日々不定期日記。ブログ名は 泣くな、はらちゃん から

別れの季節

ミュージカル テニスの王子様の大千穐楽を友人たちと配信で見届けてきた。主人公校の青学キャストは今回の公演で卒業だったのだけど、とんでもなくきらきらしていた。

今日だけ降ってきたらしかった紙吹雪が桜吹雪のようで、照明に反射したきらきらの涙と、それを湛えたキャストと、みんなの乗った舞台が、眩しく光っていた。

帰り道、花を片手に歩くメイクばっちりの高校生や、花束を持って電車に乗っている方を見かけて、月が変わって日本中が別れの季節に突入したことを今更ながら実感した。

今日はあんまりうまくいかない寄りの日でイヤホンも忘れてきてしまったけど、そんな周りの様子に気づけたなら良かったかもしれない。

 

ちかちか

家の近くのマンションの屋外廊下についている照明が切れかかっていて、体感半年くらいずーーーーっとチカチカ高速点滅しているんだけど、切れる気配も交換される気配もなくて、住んでる人はうざくないのかな、などと疲れた頭で考えた。

最近思い切りが良くなってきて、貫禄あるとか言われ始めたこの頃。悪い気はしないけど、若手なのにすごい、の枕詞が取れた時にも相応の人間になっていたい。

船は帆で持つ、帆は船で持つ

後輩たちの卒業ステージを見てきた。

帰り道、薄い三日月が背中から落ちるように西の空に消えようとしていて、その形がまるで船みたいで、みんなの船出を祝福しているように見えた。

後輩たちの未来がどこまでも明るくありますように、と願う。

幸せなこと

最近めっきり自分の思考を言葉にすることが減ってしまって僅かな焦りがある。1週間くらい頭の中にあった言葉だけここに記しておきたい。

 

私はすごく幸せに生きていると思うけど、一番幸せなのは、今の自分を幸せだと思える気持ちを持てていることだと思う。足るを知ること、感謝を忘れないこと。今年も誠実に。

 

 

玉葱のスープを抱えて

無事に文フリが終わり、昼まで布団の上にいた。

日が短い時期の休日は、午前中を「何もしない」に費やした場合、実質明るい間に動けるのが四時間程度しかなく大変切ないことになるのだが、今日の私は休日の延命に成功した。

もともと先輩の演奏会を聞きに行って終わりにするところを、テニミュの大千秋楽配信を一緒に観るため友達の家に向かっているのだ。ちなみに本日の12:30に決定した事項。

バスに乗る私の膝の上には、スープストックで一番好きなゴッホの玉葱のスープが乗っていて、確かな熱を放っている。これが飲めるから秋冬は最高。

これから会う友達はサイゼでオニオンスープを飲んでいたから、きっと好きだろうと思って二つ買っている。

 

愛かもな〜と思う。

当日急に連絡して会えることも、美味しいといいなと思って手土産を選んでいるのも、全部スープみたいな、ラブソングみたいなあたたかい幸せ。

いつも休日を一緒に彩ってくれてありがとう。くだらない時も真剣な時もなんだって楽しくて、ありがとうね。

顔面に散ったアイシャドウ

日記本を出すにあたりそちらで日記を書いていたのですっかりご無沙汰になってしまった。

 

週一で電話をしている友達と、本当にくだらない内輪でしか笑えないネタで、お世辞にも上品とは言えない爆笑をしながら、きっとたしかに青春かもしれないと思った。永遠な日常、ありがとう。

 

通話を抜けて歯を磨きに行った時、深夜の洗面台の白い明かりをつけると、アイシャドウのラメがまばらに顔中に散らばっていた。この深夜の眩しさみたいだな、と思った。

ご飯を美味しく食べたい

今週に入ってから食が急に細くなった。なんでだろう。

夜ご飯の時間が不定期で遅いからか、風邪やコロナだったらめちゃめちゃ嫌だな。

好きで胸が詰まってしまっているからだったら、それも嫌だな。恋みたいだから。

 

今日は有明に行ったけど、行きの満員のバスの中から見た夜に食われかけてる夕日も、帰りのゆりかもめから見た暗闇の中てんてんと光る道路とレインボーブリッジも、写真で撮るより実物の方が、ずっと鮮やかできれいだった。そういう日。

 

文フリ東京に出られることになった。友との交換日記と、この日記の抜粋は出すかわからないけど、日記ブースにいます。日が近くなったらまた宣伝します。