私の世界

社会人になったばかりの人間の日々不定期日記。ブログ名は 泣くな、はらちゃん から

緞帳

寝ながら友と通話し大怠惰の日曜日を過ごしかけて、夕方から古巣の習い事教室の発表会へ。
先生方や今も在籍中のメンバーにたくさん声をかけていただく。3歳から中学生まで教室屈指の問題児だったのに、こんなに可愛がってもらっていていいのだろうか。

もう少し早く努力が好きになれたら、練習の楽しさに気づけたら、踊る意味を見出せたら、きっと何か人生が変わっていたかもしれん。全部たらればだから、今の私がいるんだけどね。
夜風を受けて、2年ぶりくらいに会った元同期と、チャリを押しながら帰宅した。うちの代が一番人数の多かった時代をいつものように懐かしんだ。
最後の発表会、プレッシャーを跳ね除けて素晴らしい勇姿を見せた同期、それを見て泣いちゃった私に、なにやってんのって言ってメイクを治してくれた同期、それを見て笑ってくれた同期、思い出補正かもしれないけど、本当に幸せだったよ。
幸せに育てられていたなあ。あの有り難さにもっと早く気づいて、もっと真摯に向き合っていたかった、人生で一番の後悔かもしれない。