ミューズを作ってきた人生だった、ずっと
彼女たちに心をときめかせている時の私はどうしようもなく愚かで、嫌いなんだけど、目に映る彼女たちは瞬きさえ許さないくらいに眩しく美しいから、簡単に負けてしまって、まなざして、手を伸ばしてしまう
そして最後には同じことを願うんだよね、こんな傲慢な人間が特別であっていいはずないので、どうか人生の一瞬でも、彼女たちの目の中に、私が映った瞬間がありますように、と
なんで同じことを繰り返してしまうんだろうね、だいぶ人間として成長できたと思ったのに、この感情の処理の仕方はいつも失敗している
四年生になっても、醜く、未熟で、愚かなままだったよ
ああ嫌いだ、病んでいるとかではなく、単純に自分の嫌いな部分が嫌いなんだよなあ、、、