私の世界

社会人になったばかりの人間の日々不定期日記。ブログ名は 泣くな、はらちゃん から

対話を諦めたくない

なんだか、こういう日こそ日記だと、言葉だと思う。
演劇の授業の推し先生が言っていた言葉が深く刺さり、色々なところで言っているけど、ここにも書いておきたい。
「対話」で成り立っていた演劇と戯曲を研究する身として、対話を無力なものだと、過去のものだとみなされた気分で苦しく悔しい、とおっしゃっていた。
そうなんだよな。言葉や民主主義や法や、そういった知性や秩序が力のもとに屈服する可能性が生まれてしまったことが辛い。

私は同性婚も選択的夫婦別姓も許さず全ての人の幸せを認めない与党を支持したくはないし、彼が英雄になってしまうのは違うと思うけれど、こんな事実が起こるのももっと違う。これから色々な言説がネットに溢れるのも嫌だし、本当に嫌な世界になってしまったのかもしれない。

そんな時でも信じられる、信じたいと思えるのは、やはり言葉を大切にしている人達の言葉で。積み上げてきた対話が、秩序が、崩れ去るような感覚を覚えるけど、絶対そんなことは無い。言葉の力を信じる人間として、諦めずに生きたい。




なお、私個人の話をすると、今日は行くかどうか悩んでいる内定先に見学に行って素敵な人に出会え、就活を終えるタイミングを悩んでいます。とりあえずもう前髪は作ろうっと。